だいぶ身軽になった2017/08/16 22:47

一連の法事も一段落
お役所での相続関係の残り手続きも無事済みました


車・バイクネタではございませんが
今回は、いろいろやった中の「相続登記」についてです
(主に愚痴ですが^^)
私自身登記のプロではないので、
内容(特に用語など)の正確性は保証しかねます。

さて、「相続登記」の前にまずは「登記」
登記と言っても一般家庭で関係あるのは「不動産登記」で
土地(宅地)や建物(住居)の所有権を
国が管理する帳簿に記載することです。
家を建てたことのある方はご存知ですよね。

で「相続登記」は故人の所有していた土地、建物の所有権を相続人に名義変更することなのですが・・
土地の財産価値が大きい都会では放置が少ない傾向ですが
私の地域のような田舎の場合
ある調査では個人所有の土地の3割ほどが
相続登記されていないと推測されるという調査結果もあり
特に農地・山林でその傾向は顕著です。

法務省のHPを見ると「未来へつなぐ相続登記」として
相続登記を促しており
今年から「法定相続情報証明制度」と言って
故人の戸除籍謄本等必要書類と相続関係を一覧に表した図
(法定相続情報一覧図)を法務局に出せば
その一覧図を認証してくれ金融機関等相続手続き先ごとに
戸籍の束を出さなくて良い制度が始まっていますが
私がやった範囲では金融機関は戸籍謄本類は手続き後
基本的に返却してくれますし、
法定相続情報一覧図は各金融機関で雛型があって
さっさと作成してくれましたので特段のメリットは感じない制度です
(あくまで個人の感想)
何しろ初めての人には「法定相続情報一覧図」自体が
どのようなものか判らないだろうし・・
手続きのためにはまず役所で必要書類集めて一覧図作って
平日に予約して法務局に行かなければならないし
正直メリットがいまいちわかりません・・

相続登記をしないデメリットは法務省HPでも見てもらうとして

私のような、買手も借手もないような小規模農地の休耕を決めた
会社員が農地を相続するデメリット
①相続登記に当たって登録免許税を払わなくてはなりません
②司●●●に登記の手続きをお願いすると
 それなりの費用が発生します

国を支える農地を荒らさないよう管理(有効利用はしてないけど)
してるのに
さらに税金を取られ、●●●士に高額の手数料まで取られるのです^^

幸い、知り合いに登記手続きについて
詳しくアドバイスしていただけましたので
個人で登記の申請を行うことで②の費用削減はできました。

手続きに行った法務省の窓口担当者に書類の不備等がないか
チェックしてもらっているとき
「HPなどでも手続き確認しましたが、なかなか難しいですね」って
話をしたら

担当者曰く
「そうでしょう こんなめんどくさいことよく個人でやりますね、
 私この仕事してますけど自分でやろうとは思いませんよ」
だそうな
前述の法定相続情報証明制度についてもメリットを質問したんですが
「周知がいまいちみたいであまりやる人いないです」
・・・・ある意味正直な方に当たったのでしょうが・・
登録免許税の金額もチェックしてくれないし
知り合いに聞いてた「最近の法務局は親切で手続き簡単です」
っていうのは地域差があるようです。

相続登記が進まない原因はその辺にあると思うんですけどね・・