リヤヒーター温調化・・断念22011/02/07 21:47

ハーエースのリヤヒーター・・
エンジンの冷却水を直でヒーターユニットに回しているだけなので
温調ができません
(いくらコストダウンのためとはいえ、ここまでやる??って感じですね)
快適に移動したい方はアル○ァード買ってねってことでしょうが・・

温調自体はヒーターユニットに入る温水の流量を減らしてやれば
いいのでバルブを手に入れたんですが・・

車体下にもぐって温水の通路を見上げると・・こんな感じ
(画像左側が右後輪の方向です
赤いマーキングのパイプがエンジンからヒーターへ温水が行くパイプで
青のマーキングが戻り側ですね、グロメットを通っている配線がヒーターユニット用で、その他の配線はキャンピングカー装備用です・・多分)
流量を制御するバルブは一般的に熱交換器の上流側に付けます
(流量を絞ると圧力が発生するので、熱交換機に負担をかけないためです)
実際はメインのラジエターに行く温水を分岐しているだけなので
戻り側で絞っても大丈夫とは思いますが・・
赤の方につながっているホースをユニットの前で切断し、
バルブをつなぐだけで楽勝って思って
ユニット周辺を確認します

サードシート(右)の座面を外した状態
ヒーター部は完全にボックス構造になってます・・
ばらしてみると
丸く見える部分が送風用シロッコファンで、たて長の四角のが
熱交換器です
ユニットから風が出る部分が箱状になっていて
前(画像では下)に吹出し口(天井に付いている部品で開閉できる)
があります。結構まじめな作リです^^
ヒーターユニットの開口部を直で室内につなぐと
夏場ファンを回してなくても熱気が出てきますからね。

で・・熱交換器部のプラスチックのカバーを外したら
予想外の事態・・

下から見たゴムホースが交換機の上部まで伸びていると
思いこんでの作業でしたが
熱交換器のアルミパイプが下に長く伸びていて
床の直上でホースとつながっており、バルブの入るスペースがありません・・
(U字にホースを取りまわす余裕も無し・・素晴らしく割り切った設計に感心)
床下に見えてる部分でホースを切断しても
バルブの設置は可能ですが
ここって走行時の水しぶきをまともに浴びます。

このバルブ・・普通は水を浴びるような場所には設置されていないと思うし、
冬場のスキー時などは凍結防止剤をまともにかぶることを考えると
この場所ではあまりな気がします。

数年で買い替えるつもりならまだしも
この車・・最低10年は乗るつもりで買ってるんで、わざわざトラブルの
種をまく気にはなれない。

熱交換器のパイプを切断すれば設置できそうだが、ぶっつけでやる勇気がない
(失敗時に即元に戻せるよう部品準備できればやりますが・)

幸いオプション装着したFFヒータが
停車中のみならず、走行時の使い勝手も良好なことを確認した2年目の冬・・
冒険は止めとこうかなと思った次第です。

貨物(スーパーGL)系の標準ヒーターだったら
ホースが長いので簡単に着くと思います。

挑戦される方があれば、部品お譲りしてもいいです。